3/06/2007

DVD燒錄16X?

之前有人問我DVD怎麼燒這麼久,不是16X嗎?
看來還是有很多人不知道DVD燒錄時的真實速度與特性,
找了一篇 2004年
日経パソコン オンライントップ的網頁給大家看

16倍速書き込みはあまり効果がない?
書き込み型DVDの高速化が進んでいますが、「今後は速度のスペック値ほど実際の効果はでない」と聞きます。それはなぜでしょうか。また、高速化に限界はあるのでしょうか。


   DVD燒錄機16倍速寫入到底有多快?
雖然DVD的燒錄速度越來越快,但預估「今後實際寫入的速度並不像規格所說的那麼快」,這是為什麼呢?另外,速度的提高是否也有上限?
書き込み型DVDドライブの使い勝手を左右するのが速度です。この数字が大きいほど、データの書き込み時間を短縮できるからです。

    決定DVD燒錄機易用性的因素之一就是速度。因為速度越大,寫入資料所需要的時間就越短。

DVDでは、1秒あたり1350KBのデータ書き込みが「等倍速」になります。2倍速ドライブなら2700KB/秒、4倍速なら5400KB/秒でデータ書き込みが可能です。

對於DVD而言,1秒寫入1350KB的資料為「等倍速」,也就是說,2倍速DVD寫入數據的速度為2700KB/秒、4倍速為5400KB/秒。

書き込み型DVDドライブでは初期の等倍速から4倍速まで、表示速度に比例した時間短縮効果があります。例えば、4.7GB分のデータを書き込むのに当倍速で60分かかりますが、2倍速なら30分、4倍速なら15分で済みます。しかし、8倍速以上になると事情が異なります。8倍速では4.7GBのデータを書き込むのに単純計算では7.5分となりますが、実際には約10分もかかるのです。今後登場する16倍速は約6分かかります。

DVD燒錄機從最初的等倍速到4倍速,縮短的時間與標注的速度成正比,例如,等倍速下寫入4.7GB左右的資料需要60分鐘,2倍速需要30分鐘,4倍速需要15分鐘。但如果是8倍速以上就不能這樣算了,按說8倍速下寫入4.7GB的數據應該為7.5分鐘,但實際上卻需要約10分鐘,今後將出現的16倍速約需要6分鐘。(那時候16倍速可能是還沒推出或是尚未普及化所以才說"今後")

●書き込み速度と所要時間の関係(4.7GB分のデータ書き込み時)
●寫入速度與所需時間的關係(寫入4.7GB左右的資料時

書き込み速度としてカタログなどに表記されている数字は、「最大」の速度です。現在、DVD-Rでは最大8倍速、DVD+Rでは最大12倍速の書き込みまでを実用化していますが、これらの8倍速以上のドライブでは、ディスク全体をその速度で記録していません。あくまで一部の領域をその最大速度で記録しているだけです。

在產品規格等中標示的數字就是寫入速度的「最大」速度。2004年7月時DVD-R的實際寫入速度最大為8倍速,DVD+R最大為12倍速,對於這些8倍速以上的燒錄機而言,並不是以這一速度來燒錄所有DVD,只是在部分區域以最大速度燒錄。

■16倍速は最外周部のみ
■16倍速僅限最外周

これは、CDドライブやDVDドライブなど、ディスクを回転させることでデータの記録・再生を行う機器には、物理的にディスク回転数に制限があるためです。回転数が毎分1万を超えると、物理特性上、ディスクに異常をきたし、ディスクが粉々になることもあります。このため、ドライブ側でディスクの回転数を制御する必要があります。

這是因為,在CD光碟機與DVD燒錄機等通過旋轉光碟片來燒錄和讀取資料的設備中,光碟片旋轉次數在物理上是有上限的。由物理特性所決定,如果旋轉次數超過每分鐘1萬轉,光碟就會出現異常,還有可能粉碎。出於這一原因,光碟機必須控制碟片的旋轉次數。

4倍速までは、毎分1万回転に達しないため、ディスク全体にその最大速度で書き込めます。ところが、8倍速を実現しようとすると、ディスクの構造上、内周部では毎分1万回転を超えます。そこで内周部の書き込み速度を4~6倍速に抑え、毎分1万回転に達しない一定のエリアから8倍速で書き込みます。

由於4倍速以下光碟片的旋轉次數達不到每分鐘1萬轉,因此整個碟片都能以最大速度寫入。但是,要想實現8倍速,因碟片結構所至,內周部分超過了每分鐘1萬轉,因此內周區域的寫入速度控制在4~6倍速,每分鐘不到1萬轉的部分區域以8倍速寫入。

このように、全体を8倍速で書き込まないため、カタログの表記速度に比例した時間短縮の効果が得られないのです。16倍速であれば、実際に最高速で書き込めるエリアは8倍速よりも狭くなります。

由於這樣一來並不是以8倍速寫入整個光碟片,因此就不能根據規格中標示的速度按比例計算縮短的時間。如果是16倍速的話,實際上能以最高速度寫入的區域比8倍速還要小。

●16倍速=所要時間16分の1ではない
●16倍速≠所需時間的1/16分


▲ ディスクの回転数を毎分1万回転以内に抑えるため、ディスクの書き込み位置によって、段階的に速度を調整している。16倍速書き込みは最外周部のみ

▲ 為了將光碟片的旋轉次數控制在每分1萬轉之內,需要根據光碟片的  寫入位置分別調整速度。只有最外圈為16倍速寫入

しかも、高速化のメリットをどれだけ享受できるかは、書き込むデータの容量次第です。DVDディスクは通常、内周部から外周部に向かってデータを書き込むからです。つまり、8倍速以上の高速ドライブでは、書き込むデータ容量が小さければ、最高速に達する前に書き込みが完了してしまうのです。8倍速以上の高速化によるメリットを享受できるのは、4.7GBに近い大容量データの書き込み時にほぼ限られるでしょう。なお、DVDでは16倍速で最外周部が毎分1万回転近くになるため、高速化はこれが限界とされています。

此外,到底能多大程度享受高速所帶來的便利,還取決於寫入資料的容量,因為DVD光碟片一般是從內向外寫入數據。也就是說,在8倍速以上的高速燒錄機中,只要寫入數據容量小,就可以在到達最高速之前結束寫入。要想享受到8倍速以上的高速帶來的便利,只限寫入將近4.7GB的大容量資料時。另外,對於DVD而言,16倍速下最外圈的轉速接近每分鐘1萬轉,已經面臨極限。

2004/07/06、日経パソコン編集